比律賓・阿弗利加共通の隣人たちオオコウモリフィリピン滞在中のお話。 フィリピン滞在中、じいちゃんの家に居候していたわけだが。 じいちゃんの家自体は、そんなに豪華絢爛ではないけれども。 その敷地面積は広大で。 総面積約30ヘクタール近くあった。 そこには、さまざまな果物の木が植えられていて。 旬のものをダイレクトに木から食べる事ができたんだ。 そして、もちろん果物の王様 ドリアンの木もある。 ある季節になると、ドリアンだらけ。 王様は体臭がきついから、結構なれない人にはつらいかもしれない。 そんな王様たちが実るプロセスに重要な儀式がある。 それは受粉だ。 王様が生まれるために、このプロセスは必要不可欠なんだけれども。 実はこれを行うのは、人間ではなく、ある生物なのだ。 ↓これがその生物。オオコウモリ。 ミツバチなんかは、受粉のお仕事をかってでてくれる重要な生物として有名だけど。 実はドリアンの受粉にはオオコウモリが一役関わる。 ドリアンの花が咲くと、夜な夜な、闇にまぎれて、彼らはこの花を食べに来るんだ。 これがされないと、王様は生まれない。 つまりオオコウモリは、王様と深く関与している存在なんだ。 写真のやつは、怪我していて、朝じいちゃんが拾ってきたやつ。 じいちゃん、結構物好きで、こいつを飼っていた。 飼っているって言っても、いつでも逃げ出せたんだけどね。 でも、こいつずっと居座ってたなぁ。 でも飼育中の餌は、王様ではなく、一般市民のバナナだったけどね。 そんなオオコウモリなんだけれども、実はアフリカにもたくさんいる。 アフリカのオオコウモリは日中からぎゃーぎゃー言って飛んでたっけかな。 写真はそんなオオコウモリが休んでいる木。 別に実がなっているんじゃないんですよ、それは全部こうもりなんです。 アフリカって言う明るい土地だから別になんとも感じなかったけど。 これちょっと暗くて寒いところだったらかなり気味悪いかもね。 オオトカゲ 結構熱帯地域に行くと。 比較的、簡単に出会う事のできる生物のひとつに。 オオトカゲがいる。 彼らは、決して国立公園とかにわざわざ行かなくても。 結構家の近所でうろちょろしているもんなんだ。 だから、時々ヒキガエルならぬヒキオオトカゲになっちゃったりするけど。 ↓ タンザニアに住んでいる時は、結構民家の近くにも出没しながら、それでいて、人目を気にしながら、日向ぼっこをしていたのを目撃している。 大きいのになると、大体全長2メートルくらい でも大体がね、。ゴダイ と同じくらいかってな大きさだ。 それでね、結構ノラ犬やノラ猫なんかみたいに、家から出る残飯なんかをあさって暮らしている。 こいつらのお仲間は、フィリピンにも結構いる。 じいちゃんの家にいたとき。 屋根裏で、いつもいつもネズミがものすごいうるさかったんだ。 俺は何回もネズミ捕りを仕掛けたんだけど。 もちろんかかるんだけど、あまりにも数が多すぎて、全然へりゃあしなかった。 ある夜、いつもと変わらず天井裏ではネズミの大宴会が繰り広げられていたんだけど。 その日は、いつもとは違い、なんかパニックになっているような騒ぎ方だった。 しかも、いつもよりも音が大きい。 どすんっ、ずたんっ、ばたんっ。 何事だ??と思うくらいだった。 すると次の日から、全くネズミの宴会がなくなってしまったのだ。 どうやら、屋根裏にオオトカゲが住み着いたらしい。 おかげで、ネズミがいなくなった。 日本でも昔は、アオダイショウとかのヘビはネズミを食ってくれるからって、農村じゃぁ結構大事にされてたみたいだけど。 オオトカゲもなかなかどうして、結構な活躍ぶりだよ。 最後の写真は、家に住んでたやつじゃないけど、フィリピンのオオトカゲ。 根本的には、人からはあんまり好かれないけど。 結構いいやつかもしれない。 |